お子さまが口呼吸かどうかは見た目だけでは分かりません
よく口呼吸と言われているお子さまは多いですが、その際に、お父さん・お母さんが見た目だけで口呼吸かどうかを判断してしまっている場合があります。
それは危険です。口呼吸は、お話する際はふとした際にも出てきてしまうものなので、日頃から目に見えるものだけではないのです！
例えば、お話する時、食事をするとき、何かに集中する時、などなどそれぞれ口がぽかんと空いていたり、食べるときにくちゃくちゃと音を立てたりとしていませんでしょうか？
心当たりがあれば一度、ご相談をおすすめしております。
健康な成長を促進するためにも、検査を受けていただくことをおすすめしております。
口呼吸の原因は、お口まわりの筋肉力が弱い・クセなどが関係？
口呼吸の原因として
①お口まわりの筋肉力が弱いために、お口を閉じたままに出来なくなってしまう
②元々のクセでお口が自然に開いてきてしまう
という理由があります。
対策としましては、「マイオブレース」と呼ばれる装置でお口まわりの筋肉を鍛えながら鼻呼吸に変えていく必要があります。
鼻呼吸に変えていかなければ味覚や嗅覚だけでなく、様々な観点から身体の免疫力や成長力も低下していく事になります。
お子さまの将来を正しい方向に導きましょう。
↑お口の悪いクセと歯ならびを治療するマイオブレース
お子さまのうちからこのようなクセを治していかないと…？
小さなうちからこのような口呼吸などのクセを治していかないと、大きくなってから様々な障害がございます。
①舌の位置が悪くなっていってしまい、滑舌が悪くなる・歯ならびが悪くなってしまう
②口の中の水分や唾液が無くなり、雑菌がわきやすく風邪や感染病にかかりやすくなる
③口まわりの筋肉が弱くなってしまうまま、成長するので咀嚼機能（噛む力）が衰え、お顔の成長や顎の成長にも悪影響を与える
④鼻呼吸ができなくなることで、味覚や嗅覚が正常に発達しなくなってしまう
⑤将来的に今より費用のかかる矯正をしなくてはならなくなってしまう
お母さん方が思っている以上に、呼吸というものは成長に大切なのです。
将来歯ならびが悪いままであると、針金のような矯正装置をしなければならなく食べられるものが制限されてしまいます。
成長期に食べるものを制限されてしまうと、そちらも原因で正しい成長が促されない場合がございます。
矯正は早い時期からおすすめいたします。
お子さまの健康な未来のために、正しい成長を促してあげましょう。
口呼吸は人間しかならない「生活習慣病」の１つです。
よくワンちゃんも口呼吸ではないか？とご質問があるのですが、それはお口で呼吸をしているのではなく、体中の余計な熱を口から逃がしているだけで一切呼吸はしておらず、鼻からしかしません。
お猿さんも猫ちゃんもみんなお口で呼吸はしません。
言語を使う人間だからこそ、そのようなクセがついてしまいます。
口呼吸も現代の生活習慣病の１つだと思います。
その習慣というものは、一度ついてしまうとなかなか治りません。
小さいうちからクセを治していかないと悪いクセのままお身体の成長に悪影響を与えてしまいます。
やはりそのような習慣病を治していく事で健康な正しい未来に導くことが歯医者としての義務でもあります。
★【お母様必見】
ぜ口呼吸になるのか？その実態をより詳しく・より明確にご説明いたします。
◆そもそも鼻呼吸は「天然のマスク」とも呼ばれ肺や喉を守ってくれます。
①口や舌の筋肉を使わない悪癖ができてしまっている（他の筋肉に頼りすぎている）
②鼻の疾患（アレルギー性鼻炎など）で鼻づまりがある
③そもそも歯並びが悪く、自然に口唇が閉じにくくなってしまっている
ということが考えられます。
鼻呼吸であれば空気は肺に入るまでに加湿・加温され、ほこりや細菌は取り除かれますが、口呼吸であるとそのまま入ってしまうために消毒機能の唾液が渇き、細菌などもそのまま入るので口臭や感染病などにかかりやすくなります。
口や舌の筋肉を日々鍛えておかなければ歯並びだけでなく、それが原因で口呼吸にもなり、健康で正しい成長を手に入れる事が難しくなってしまいます。
脳にも影響することでありますので、お子さまの健康な未来はご両親にかかっているのです。
その口呼吸は自力で治す事も難しく、主に以下の治療で治す事が求められます。
口の筋肉を鍛える運動と悪習癖を取り除く矯正治療
相田歯科クリニックでは「歯並び」だけに注目するのではなくその原因であり、成長に被害を及ぼす口の筋肉や癖にも注目し、見た目も健康もどちらも手に入れられる治療を行います。
少しでも健康で思いやりのある子供を世の中に出し、日本を将来引っ張っていく子供たちを増やしていく事が当院の使命であると考えております。
